なぜか続かない? 〜 音読パッケージ

音読パッケージです。使う教材はもちろんこれ。

幸いなことに2013年の今はもうひとつ選択肢があります。
上記みるみるを本屋でパラパラめくってみて(Amazonのなか見!検索も利用できるので本屋に行かなくて確認できますが)書いてある文章がさっぱり訳せないという場合こちらに変更したほうがいいかもしれません。

こちらは定番となっている「みるみる」の後に出版された本でなんとやってみたの人が推薦文を書いたりしています。
私も読んでみましたが「みるみる」よりは易しめ。完全に中学英語で解説も詳し目です。
「みるみる」の英文を読んでみて(リスニングしてみてじゃないですよ)さっぱりわからないという方はこちらから。
ただわからないと言ってるのは1セクションに「知らない単語がいくつかある」とか「あやふやな構文が1つぐらいある」とかではありませんよ。
その程度では誰でもそうです。得意不得意を問わず高校で英語を人並み程度に勉強したことがあるという人は「みるみる」スタートで大丈夫だと思います。
教材のランクを落とすのは楽そうに見えますがそれだけゴールまで遠のくということです。
身の丈に合わない難易度の教材は避けるべきですがむやみにやさしい教材に飛びつくのもオススメしません。



で、音読に関してはマルチメディア化とかは関係ないんですよね。
別にアプリにしたからといってリピーティングやシャドーイングが楽になるわけはないですよね。
DVD化してもらっても嬉しくない。声優の顔がアップで写ってるの眺めてもね…。テキスト読めませんんし。

なので 音読パッケージに関しては2013年になっても先人たちと変わりません。
ネイティブが話すCDとかテーブが使える分だけシュリーマンの時代よりかは楽って程度でしょうか。
ただやってみたの中の人ころはみるみるも発売されてなかったわけでポーズ付き音源は自作するか自分でポーズするしか無かったことを考えるとやはり2013年は恵まれると言えるのかもしれません。
しかし学習方法は大きく変わりませんので、がんばるとすれば前回の瞬間英作文の際に記載したとおり他の科目を効率化することでこの音読に時間を割けるようにするぐらいでしょうか。

実践記ですら実践されてない現実

 ただ音読パッケージってのは英語上達完全マップの中で一番実践されてないのではないかと思います。
私も今回学習を始めるにあたって「やってみた」 が爆発的にネットで拡散され反響を呼んでから生まれたブログをチェックしました。まあこのブログもそのひとつなわけですが。
で、あれだけ森沢さんが熱心に柱と熱弁してるこの音読パッケージが意外に実践されてないのです。
ある人はただ単にこの本のCDを聞き流すのみで勉強時間として計上してる。
ある人は初めの数時間だけの悪戦苦闘の記事はあるんだけど途中からバッサリ音読パッケージの記載が消えている。
またある人はTOEICで500点にも満たないと自称しているのに音読回数を10回程度にしてサイクル合わせて30回ぐらいでこの本を卒業している。
英語上達完全マップの実践記は数あれどこの音読パッケージほどマップが標榜する勉強方法が行われてない学習方法はありません

実践されてない理由

なぜかを考えみました。実際自分が実践してみた経験も交えて。

  1. 時間がかかる上に場所が限定される。
  2. 正直に言ってつまらない。一喜一憂が少ない。
  3. 効果が実感しにくい。

書いてみると身も蓋もない感じですがこれは実際にやった経験者として事実だと思います。

1はもうアプリの説明で散々言ったとおりけっこうな問題です。まとまった時間の取れない社会人などは特に痛感するでしょう。
場所もキツイですよね。この季節気持ちのいい気温なので窓を開けたいけど大声で発声をするため窓を締め切るしかない。家族と同居だったり壁の薄い物件に住んでたら時間帯も気にしなければなりませんね。

2はちょっと言い過ぎな気もするけどやったことある人ならそう思うんじゃないかな。
瞬間英作文でも単語暗唱でもいいのですが結局は言えた!覚えた!などの小さな達成感がわかりやすい形で積み重ねられます。
音読はせいぜい1回目に読んだ時より30回目に読んだときのほうが詰まらず読めるぐらいでしょうか。
そのために森沢さんがリピーティングやシャドーイングを提案してくれてるのですがこれが無かったら絶対止めてますね。

ただ私は3が最大の問題だと思うのです。
効果がすぐ実感できるなら上記の問題なんて絶対に乗り越えてマップ通り実践するでしょう。
特に社会人なんてね。仕事が終わってから勉強しようなんて言う奇特な人種なんですから。

例えば単語・熟語暗記なんかもうすぐ効果が出ますよね。知ってる、知らないだけですから。
知らなければ読めなかった文章が覚えることによって読めるようになる。これは快感です。
しかし音読パッケージは…。1回目より30回目のほうがじゃっかん舌が回るぐらいでしょうか。
というわけで単語暗記は取り組みやすい。でも森沢さんは初期の段階でのボキャビル(語彙増強)には慎重です
マップ通りの学習をするのであればその語彙が定着しないからです。詳しくはこちら

実践記ですら実践されてない現実

ただ先に述べたように体験記を見て回ると音読パッケージを投げ出したり自分なりに改変してしまった人は単語学習などに乗り出すパターンが多いのです。(マップ開始直後なのに)
そしてその語彙を使う機会を求めて新しい教材を初めます。プレプレ多読とか初期の精読みたいなマップっぽい名前で呼んでるのも面白いところです。
あと典型的なのはTOEICの攻略系に乗り出すパターンですかね。間違いなく語彙力がすぐ効果発揮しますし。
まあそうなるともはや英語上達完全マップの勉強方法じゃないんですけどね。
語彙重視だと元Googleの副社長だった村上さんの本とかTOEIC対策だとキム・デギュンさんの本とかね。もう勉強法上げれば切りがないんですよ。
別に語彙中心やTOEIC対策の勉強方法を否定はしません。それらのアプローチでTOEIC900点とか達成してる人は居ます。

ただ自分には村上さんの勉強法があってると思ったのなら、マップの学習方法なんて止めて1日2時間で英単語1万語を眺めましょう。
一番いけないのはマップからは瞬間英作文だけやって、村上式からは英単語は1日30分間2000語眺めるとかね。 
もちろん勉強方法を自由にカスタマイズするのは構わないし自分の学力も考えずに思考停止で「マップ」や「やってみた」の推奨教材をやり続けろというわけではありません。
ただ重要なのはどっちつかずにならないこと。 

要は教材=乗り物は変えてもいいですが指針となるマップ=道は変えちゃダメってことです。
道を変えるならスタート地点から変えること。複数のマップを混ぜてゴールに辿り着けるわけがないと私は思います。

リトマス紙としての音読パッケージ

 そういう意味でこの音読パッケージは英語上達完全マップのリトマス紙代わりになります。

私のような初学者は最初のメインパートを実践するのに1セクション30回音読で1時間ほどかかります。要は1日1時間。
このペースで行けば1日も休まず順調に行っても3,4ヶ月かかることになります。
ですのでこの教材をちゃんと仕上げられるかにマップの成否がかかってると言っても過言ではありません。
もちろん仕上げるというのは森沢さんが言うどのセクションを開いてもテキストなしでリピーティング出来るレベル。

たぶん合わない人はそこまで続けられないから大丈夫。1ヶ月と言わず1週間で挫折しますよきっと。
その場合は変にカスタマイズするとか他の勉強方法と混ぜず、きっぱりマップを止め別の学習方法に行くといいと思います。

音読は王道

脅しましたがあまりにも挫折してる人が多いので逆にこれぐらい言っておいたほうがいいのかなと。

ただ音読は地味ですが先に言ったお馴染みシュリーマンからちょっと前に流行った学習方法マンガドラゴン桜でも推奨されています。。
「やってみた」を読むと音読が若干少ない印象ありますよね。ただ中の人は8ヶ月で219時間も音読してますよ。ほぼ毎日2時間(ガタガタ)。
場所や時間の都合でどうしても無理という人以外はぜひ続けるべき勉強法だと思うんだけどなあ。
なんの結果も残せてない自分が「絶対やるべき!」と太鼓判押して保障できないのがツライところ。 

マイナスなことだけ書いてしまったので次回は音読パッケージにアクセントをつける教材を紹介します。

おまけ:1章は飛ばしましょう

あ、あと最後に実践的なアドバイス。
みるみる」はAmazonのレビューにも書かれてる通り1章が極端に難しいです。
別に難しいのもチャレンジするのもいいんだけど著しく他章とのバランスを欠いています
このエントリで長々と書いたように続かないトレーニングだから森沢さんが早めにふるい落とそうとした親心なのか、それとも内容が語学学習方法だから難しくても読んで欲しかったのか…。
意図はわかりませんが1章は飛ばす勢いでいいと思います。やるとしても最後で。
それでもフツーの初学者がリピーティングなんて出来るわけ無いと思います。そんなレベル。
生真面目な人ほどこれをリピーティングしなければ先に進めない思ってハマってしまうかもしれませんがそんなことはありません。
この章がリピーティング出来なくても他の章はほぼすべて出来るなんて事もあり得るほど。
テキスト見ながらシャドーイングがついていけるようになったら御の字と思って先に進めましょう。 


2 Responses to “なぜか続かない? 〜 音読パッケージ”

  1. もも
    初めまして、 記事にあります音読パッケージを購入した者でこのテキストについていろいろと調べていたところこちらのブログを見つけ初めてコメントをさせていただきます、よろしくお願い致します このテキストは著書の中では文法に関しては中学レベルと書いてあるのですが、中学レベルより少し難しいような気がするのですが・・中学レベルでも中学範囲の文法をしっかり理解、マスターしていないと難しいですよね(@_@;)!? 中高の英語の授業で習う範囲については私はよく分からない+覚えていないのですが、 こちらは本のレビューで、著者自身が書いた音読パッケージ・トレーニング教材4冊のうち易しさでいうと2番目(初中級)にあたり、いちばん易しい(初級)のは『 英語は暗記するな! 1日30分・中学英語ではじめる学習法 』だそうですので、 後でこの英語は暗記するな!~を購入しようかと思っていることろです・・。 返信
  2. 管理人
    こんにちは。確かに「みるみる~音読パッケージ」は語彙や文法では中学では習わないのも出てきます。 分量としては8割ぐらい中学レベルで2割ぐらいがそれ以上ですかね?セクションによっても大きく違うのですが。 ですので難しいと思ったら「英語は暗記するな!」をオススメします。こちらは公立高校の入試問題なので高校レベルが出てくることはありません。 ただ入試・教科書英語なので内容は楽しめないかもしれませんが…。でも最初はポーズ付き音源のある音読パッケージ本をオススメします。 ただエントリにも書いたとおり( http://www.kanzenmap2013.com/archives/28315541.html )、一度中学英文法の復習を一週間ぐらいやってみるのもいいかもしれません。 「英語は暗記するな!」は比較的解説が詳しいですが文法書ではないので。やはり中学英文法は通らなければならない道ですから。 返信

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