娯楽系英語マスター法をマジメに考察してみる~英語ニュース編

はい。一回目で予告してしまったので最終編書きます。
今回は娯楽系の中で英語ニュースを聞く方法を取り上げます。
正直もう書いてる方もお腹いっぱいなので読んでる方はもっとだとは思いますが、わずかでも読んでくれる人がいるようなのでやり切ります。
いきなり個別の記事から読む人も多いらしいので断っておきますがこの内容はTOEICで600点以下の方向け、書いてる人は500以下です。
レベルに応じてぜんぜん受け止め方が違うでしょうから一応。

はるか前からある英語学習法

英文ニュースは洋画・洋楽よりずっと古典的な内容ですね。
うちの上司も少年時代にFEN、要は米軍のラジオ放送を聞いて英語の勉強をしたと聞きます。
確かに洋画や洋楽は昔もあったのでしょうがバラエティに富む英語を聞くには当時それぐらいしかなかったのでしょう。
娯楽性は劣るものの今まさに起こっている時事用語を吸収するのには最適ですからね。
そして現代。BBCやCNNなどを日本に居ながらにして試聴することができます。いい時代になりましたな。
ニュース番組というのは基本的にはアナウンサーがメインで喋ります。
と言うことは洋画や洋楽で心配されたような口語やスラングも心配ない。
TVでアナウンサーが「あのさー」とか「なんでやねん」みたいな言葉づいかいはしませんね。
この点は非常に大きなメリットだと思います。
ネイティブ・スピーカーの中でも最も訓練された正しい英語をしゃべる人だと思っていい。
またセリフというか言葉の量も問題ありません。
ラブシーンで見つめ合って抱き合ってゴニョゴニョしてはや10分間なんてことはない。
言葉のシャワーを浴びることが出来ます。


ただ英語学習に最適だというかというとそうでもありません。
ウチもスカパーに契約しているのでBBC、CNNを視聴してみました。
結論から言うとTOEIC600点行かないレベルから言うと雑音に過ぎません。
単語レベルでいくつかとかそんなレベルではわかりますが、海外ドラマ・洋画編で問題点として挙げた視覚情報に頼ってもそんなレベル。
事件・事故なんかであれば映像である程度概要が理解出来ますが、政治家のスピーチなどは別に視覚情報では人物ぐらいしか把握出来ませんからね。

実は大きい各国固有の常識

またそれぞれ国の文化・常識みたいなものも壁になってきます。
語学力以前に常識として知ってるだろうから説明はしないけどみたいな共通認識が我々には抜け落ちてます。
日本のニュースで今取り上げられてる事象で言えば参院選、震災・原発問題、プロ野球などスポーツ関連。
海外の日本語初学者がもしこれらのニュースを見ても「参院選」という言葉や意味をすぐには理解できないでしょう。
ましてや安定多数やら憲法改正、尖閣、歴史認識などを頻出する言葉を理解している人は本当に稀でしょう。
震災だって大きな地震があったことは知ってるでしょうが細かい問題や地名とかね。

橋下大阪市長なんかなぜ大都市とは言え地方都市の市長があれほどまで報道されるのかも外国人にとってはさっぱりでしょう。日本人であれば彼の弁護士としての活動やテレビ出演歴、そして府知事としての経歴や数々の発言。だいたいわかってますもんね。カタカナ英語で言うとコモンセンスっていうんでしょうか。

当然こういうのは海外のニュースでも多く見受けられます。
「(もはや言うまでもないから説明はしないけど)○○氏が~しました」みたいな伝え方。
お恥ずかしいエピソードだと私はワシントン州とワシントンD.C.の違いを知らなくてひどく混乱したこともあります。
ですのでこの2つの局を私のレベルで理解するのは不可能だというのが結論。
というわけで英語ニュースは時期尚早、もう少しレベルが上がってから出直してこいということです。

NHKニュースを勧める理由

で、終わりってのはさすがにあんまりなので一応私から提案してみます。
それはNHKの二ヶ国語放送で英語を試聴するという方法です。
まずこの方法のメリット1つ目。上述ののBBC,CNNという有名チャンネルは当然有料です。
CSだったりケーブルテレビだったりスカパーだったりややこしいのでよくわかりませんがとにかくお金がかかります。
まあ最近は特にマンションやアパートなんかは昔みたいに個人でアンテナ設置とか受信機要らなかったりしますけどね。
それに比べNHKに関しては地上波が見れれば誰でも見れます。(受信料は除く。そして受信料の是非は関係ないので触れません。)
やり方は簡単で夕方7時からの「ニュース7」か夜9時からの「ニュースウオッチ9」を見る。
そしてリモコンで音声切り替えをするだけそうすれば同時通訳の人がしゃべる英語に切り替わります。それだけ。契約だ料金だ考えなくていい。
そんな時間に家に帰れない人は録画しておいてもいいです。録画してもちゃんと副音声は録れますから。ふつう。
2つ目、前述のその国ごとの常識などが必要ない。なぜならほぼ日本国内のニュースだから。
海外のニュースだとしても日本人の常識に基づいた解説をしてくれます。
もちろん海外の常識などは今後英語でコンテンツを読んだり見たり聞いたりする上で必要となってくる知識です。
ただその段階はまだ早い。せめて半分以上ヒアリングできるレベルでないと二兎追うものはなんとやら、今の段階でBBC、CNNを見ても結局は機関銃のように話すアナウンサーの英語では雑音に聞こえてくるだけでしょう。
それに比べて日本のニュースはまず固有名詞などは全て日本語のままですから。
「シンゾーアベ」「ホッカイドー」「ヒロシマカープ」とか。これと画面を見ていればなんのニュースかわからないってことはまずありません。
個人的には固有名詞に思考が持っていかれない代わりに集中出来ますので意外と文構成までリスニング出来ることが多いですね。
3つ目はスピーカーが多種多様なこと。NHKと言えどもさすがに同時通訳するのはアナウンサーではありません。
しかも同時通訳は恐ろしくエネルギーがいるので一回の番組で何人もの通訳がどんどん交代していきます。
男女性別どころか国籍も違います。明らかにイギリス英語だったりアメリカ英語だったり。
私がはっきり分けれるのはこの2つですが聞いてるともっと多くの国の訛りに別れる気がします。たぶん公平を期してるんでしょう。
これはTOEICを目指す人には最適だといえるのではないでしょうか?
TOEICのリスニング問題は御存知の通り米国、カナダ、英国、オーストラリアのナレーターがそれぞれ25%ずつ担当します。
それに対応できるのはTOEICの問題集以外ではこのNHKニュースぐらいなのではないかと思います。
BBCならイギリス英語、CNNならアメリカ英語ですからね。当然。
TOEIC意識してない人にもおススメ。もう英語って国際語ですから至るところに方言が出来てます。
フランス人が話す英語、インド人が話す英語、中国人が話す英語、そしてもちろん日本人が話す英語。
ビジネスで英語を使う際ももはやネイティブ・スピーカー以外と話す機会が多いといってもいいかもしれません。
別に各国特有の発音を個別に学ぶ必要はありません。リピーティングなど本格的なトレーニングもしない。
ただ聞き流す程度。そうやっていろんな発音を知っておくのは有効かと思います。
以上、がNHKをオススメする主な理由になります。
別に私も毎日見てる訳じゃありません。
時間が合うときに辞書片手でもなくご飯食べたりしながら気楽に見ればいいと思います。

海外に行けば外国人

繰り返しますがアメリカ・イギリスの地理や風土・文化に詳しくなるなどは次の段階で十分だと思います。
これはごく個人的な考えなのですが英語が喋れるようになっても我々はずっと日本人です。
ネイティブ・スピーカーから見れば外国人なのです。
そう考えると海外の常識を喋れるようになる前に自国のことを喋れるようになるべきでしょう。
特に震災関連とかあれだけ世界中から支援を受けたのですから。
NHKを見てると大きなニュースほど繰り返し報道されるため自然に関連語が頭に入ってきます。
私の政治姿勢などは置いておきますが尖閣とか慰安婦問題などセンシティブな話題も頻繁に出てきます。
英語は所詮はコミュニケーションのためのツールですのでコミュニケーションするコンテンツに関してはなるべく意識的に吸収しておきたいものです。特に母国のはね。

レベル別のおすすめとか

これは実践できてないので予定ですがある程度NHKのテレビニュースに慣れてきたら、音声のみのNHKラジオに移行。
毎日NHKラジオ第2でニュースがやってます。
視覚情報に頼らないのでレベルが上った人はより一層効果が期待出来ます。
で、最終的にはCNN、BBCを見ると。
これはリスニングや語彙がある程度のレベルにあることが条件です。
英語圏の文化に触れるためにもいつかは番組を楽しめるようになればいいですなってとこ。
間違っても初学の段階ではCNN、BBCには手を出さないほうがいいと思います。
また時間がない人はこれら一切やらないってのも当然ありです。
英語力つけないとダラダラ書いたこと全て無駄ですからね。

以上です。
3連休の勉強合間の暇つぶしと思って始めたシリーズが思ったより時間がかかってしまった。
次回からは またマップに沿った教材の紹介に戻ります。

書きたいネタも徐々にできてきているので…。それでは。

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