初めてのボキャビル=語源で記憶する英単語 ~ 後編

前回からの続き。

以下は未だ探し続けている状態ですので今後改版する可能性が高いです。
いろいろ点数挙げてるのは結局のところ絞りきれてないからってのが大きい。
これ買っときゃとりあえず間違いないみたいな平均満足度が高い本ってないもんですかね…。

リファレンスとしての語源本

通読本に続いてはリファレンス。最初に述べたように今の段階でガッツリボキャビルをやるつもりはありません。
音読、英作、文法というメインの学習の中で出てきた未知の単語を覚える際にリファレンスとして使えれば十分。
未知の単語を何の手がかりもなく覚えるのではなく語源も解説してくれれば覚えやすくなるし類似の単語にも目を通せるという目的。
コラムとかイラストとかはそれほど多くなくていいから類似語が同じページにまとまっていて例文も少しあればいい、そしてリファレンスなので収録語数は多いほうがいいかな。
で、選んでみたのですが「これ!」というのは正直まだ見つかってません。
ただ一応恐る恐る何個か推薦はしてみたいと思います。



まずいいかなと思ったのがこれ。本の構成・収録語数は問題ありません。

ただこの本の残念ポイントは発音記号がついてないこと。CDもなし。リファレンスとしては論外です。
発音できない単語を覚えられることなんてないと思うんですがね。

次はこちら。発音記号とCDが両方ついてくる。当然だとは思うけどこれは大きいです。
解説も無駄なく著者も著名でかなり重要な単語がよりすぐられて収録されているようです。

ただやはり収録されている単語が少ないかな…と言う印象。
ボキャビルをメインでやろうとするのであればこの本でというのはありだとは思うのですが、私が望むリファレンスとしての使い方には若干足りない感じがします。

で、最終的に選んだのがこの本です。CDはついてないけども発音記号はもちろん載ってます。
その他の特徴としては安い、軽い、シンプル、それでいて収録後数はまずまず。
この値段なのでガシガシ書き込みもできますので一度調べた単語は後ろの索引でチェック。
ちゃんとそのためのチェックボックスもついてます。

またもう一点この本の特徴は小冊子がついてくること。この小冊子がなかなかいい。
20ページぐらいの小冊子なんですが語源学習による最重要パーツが載っています。
接頭辞だと「ex,in,un,pre,di」接尾辞だと「tive,ly,ship,en」とか。
他の細々とした語源の前にこの接頭接尾辞を覚えておかないと門前払いみたいなレベルのまとめ。
繰り返しますがたったの20ページなので30代の脳みそでも大丈夫。
薄いし一覧表もついてるのでその部分だけコピーして受験生みたいにトイレとかに貼っといてもいいかもしれません。

私の使い方としては音読パッケージの精読のときなどに忘れてしまう単語をを調べる(この際英単語イメージハンドブックなどは以前から使ってますね)、もし載ってったらラッキー、当然そのパーツの意味を知る、そのパーツが含まれる他の単語もひと通り見る、軽くそのパーツ群を音読ぐらいの流れです。
アルファベット順じゃなくこの同じパーツがまとまって載ってないとこういう勉強方法はできません。
精読が終わったぐらいでチェックボックスがチェックされていない単語を見返せればいいなーとも思ってます。

というわけで今の時点で私のベストがこの本です。ただ暫定なのでもしかしたら変わる可能性もあります。

あと一応、最近買ってみて(いろいろ買いすぎ)いいかもと思ってるのはこちら。
辞典と言うにはちょっと語彙が少なすぎるだろうと思われるきらいもありますがシンプルで良いです。
つむぐ英単語に比べれば語彙は多いのにギリギリ入門書という内容も良いです。
つむぐ英単語はやはり語彙数が少なくて空振りの回数は多いのでいいかもしれない。
たださすがに参考書というにはあまりにもそっけないレイアウトで好みが別れるかもしれません。

追記:最近はこっちがメインになりつつあるかも。つむぐ英単語の方は見出し語でも語源が載ってないことがあるんですよね。

いやーホントにこれって本が一冊あればいいんだけど。

網羅性を重視する場合の選択肢

あと他に完全な辞書みたいな本もあることはあるんですがそちらは今現在の私には合いませんでした。
もうそんなの完全にこじつけじゃん!とかそんな他に類義語も少ない語源覚える必要ないだろ!ってのが多くて止めました。
初学者にとっては収録語数が多ければそれでいいって問題ではないかなと。
よほど語源学習と相性がよかった人以外は参考書レベルで語源学習は一旦止めておいたほうがいいかと。

ただ語源暗記が気に入った人やある程度もう語源が頭に入ってボキャビルのレベルも高い人は辞書的な本を購入してもいいかもしれません。英語語義語源辞典とか英語語義イメージ辞典とか英語語源辞典ですね。 
しかし繰り返しますがこれらはある程度基礎的な接頭接尾辞やパーツがある程度頭に入った後じゃないとあまり効果がないと思いますので、初学者の人はまずは参考書タイプを通るほうがいいと思います。
アルファベット順ではなくて語源パーツごとに収録されてる参考書→アルファベット順の辞書タイプ。
アルファベット順だと類義語がまとめてチェックできないのでボキャビルレベルが低い人は効率が悪いし定着度も低いと思いますよ。

こっからはある程度語源もボキャビルも蓄積された後の話ですが、複数の辞書に語源が記載されているものもあります。ランダムハウス英語辞典とか研究社新英和辞典とかが有名らしいですね。ただもう書籍版が絶版に近いのとわざわざ語源のためだけにそれほど購入するのも…。
お馴染みWeblioや英辞郎 on the WEBでも載ってる単語は語源載ってますね。解説ほぼないですけど。

もし他にいい本があるのを知ってる方が居れば教えてくれれば。一応情報収集用ですがTwitter始めましたし。

語源学習法の限界を知る

長々と語源学習のメリット的なことを説明して来ましたが最後にお断りをしておきます。
漢字の部首でも説明されると納得行く説明が出来るものと出来ないものがあるのは英単語も同じです。
だいたい語源本の解説には良さしかアピールされていないものですがそういう語源暗記の限界も同時に知っておくべきです。
語源による記憶は強力ですが決して万能ではありません。英語はいろんなルーツを持っていますし時代に沿って日々変化しています。
語源だけで説明できる単語は一部ぐらいに思っておくのが賢明でしょう。

そこでサプリメント本にもならないちょっとした息抜き本を最後に紹介しておきます。

タイトルは魅力的ですがこの本を読んだからと言ってボキャブラリーが増えるってことはあまりないでしょう。
もう雑学のオンパレード。語源耳のエッセイの部分を取り出してボリュームを増やしまくった感じです。
あともちろんTOEICや大学受験の頻出に合わしてるわけではありません。語源の成り立ちが興味深い単語をコラムで紹介する形。
この本を読むと英語の成り立ちや変換などがよくわかります。単純な語源だけでは全てのボキャビルを網羅することが難しいことも。
元々の意味と時代を経てかけ離れてしまった単語、maleやfamaleのように似ているのに実は成り立ちが違うとかなぜwill notの短縮形はwin’tでなくwon’tなのかなど。
直接的に役に立つとは言えませんが英語の歴史みたいなのがおもしろーく読めます。
変になんでも語源で覚えようという肩の力が抜けます。

Kindleバージョンも安価で出てますしワンクリックで安く買えますので読書が好きな方はぜひ読んで見ることをオススメします。
Kindleは一部誤解されてるようですがKindle専用端末を持っていなくてもiPhoneでもAndroidでもKindleアプリで読めますから。
勉強に疲れたらこういう本でも読んでクスリとするのもいいですよ。それでは。


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