ネイティブとの英会話 ~ Skype英会話スクール考察 前編

これまで英語上達完全マップに関わる勉強方法をカテゴリに分けて私の勉強方法を紹介して来ました。
発音、音読、瞬間英作文、文法、ボキャビルですね。ボキャビルは本格的ではないですが。
精読にはまだ早い。プレ多読はやってみたの中の人を真似るなら始めてもいいかもしれない。
ただご本人ももっと後からの方がよかったと仰ってるしそれほど時間も取れないので後回しかな。読書は好きなので気分が詰まったら始めてもいいかもしれない。

英会話をなぜ始めるのか

ただもう一つまだ触れていないことがあります。「会話」です。
英語上達完全マップの本サイトには載っていませんが英語上達完全マップを10ヶ月やってみたではネイティブとの会話レッスンを週一で行なっています。しかも学習最初期、いわゆる第1ステージから。
これによって発音のチェックや瞬間英作文の上達度を図っていたみたいです。
確かに発音のチェックほど自習が難しいものはありません。録音して聞いても初学者ではよく分からない。
瞬間英作文は会話系の最強の勉強だと思うのですがいかんせんやはりお勉強です。
日本語→英語という思考の訓練を効率的に学べると思うのですがやはり机上のものです。いきなりネイティブと喋る機会があって日本語→英語を自分がすぐに出来るとは思えない。要は実戦経験値が圧倒的に無いわけです。



ただ一番やってみたの中の人に良い影響を与えたのはモチベーションでは無いでしょうか?
私は会話無しで2ヶ月ほど勉強したのですがやはりモチベーションの低下は否めません。
音読パッケージ、瞬間英作文を繰り返してその教材についての習熟度は確実に上がっている手応えはありますが、実際の自分の英語力はどうなのか?たまに不安になります。
それより何のためにこんなこと毎日2時間もかけてやってるんだっけ?っていうアイデンティティの喪失すら起こりえます。特に私のように会社でいついつまでにTOEICで何点とるべしみたいな明確な目標がない場合。
英語でコミニュケーションを取るという最終目的は揺らいできちゃうんですよね。独学のお勉強ばかりでは。
「ネイティブとのレッスンで中身のある会話ができるようになってきました」などと書かれてますがこれは大きいですよね。TOEICの点数上がるより嬉しいかもしれない。

ネイティブとの個人レッスンは?

じゃあやってみたの中の人と同じようにネイティブとのレッスンすればいいじゃんって話なんですが読んだ人ならわかりますが問題があります。ネイティブとの個人レッスンというのはバカ高いのです。
やってみたの中の人の会話の総勉強時間は59時間ですが料金は205,000円なりとなっております。
まあ週末一回一時間でだいたい3500円ぐらいでしょうか。業者と言われてるのはこういう(http://www.nativesensei.com/)とこでしょう。
あと教室型だとECCとイーオンとか駅前留学的なとこもありますね。値段は大体一緒みたいですが。
確かに私はオッサンですし週に3500円ぐらいは惜しくは無い気もしますが、正直気が進まない。週末に予定が入れられてしまうし引きこもり体質なのであまり外に出たくはない。先生が家に来てくれるっていう言うのもこの汚部屋ではちょっと…。
あとオッサンと言えどもお金は有限。やってみたの中の人は10ヶ月というありえない短期間でマップの学習から抜けられましたが私のペースで行くと倍以上はかかるでしょう。そうすると金額も倍以上?となりますから…。さすがに50万近くは引くわ…。
一応少しフォローしとくとこういうとこはアメリカ人やイギリス人など訛りの少ないネイティブがやってることが多いそうです。
そりゃ対面式だし日本に住んでるわけだからそれなりのお金は払わないと講師の方も生活できないですしね。
あと溢れるお金と社交性をお持ちの方でも結構都市部に住んでないとこういうサービスは厳しいものです。
私もど田舎出身なので分かりますが車で何時間とか言う距離で移動しないと外国人の講師など望むべくもありません。そうなるともう完全に時間の浪費です。

Skype英会話とは

で、もうある程度の人は想像が付いていると思いますがここで登場するのが最近巷で有名なSkype英会話なわけです。
知らない人に乱暴に説明するとSkypeとはテレビ電話みたいなもんです。それを使って海外のネイティブと英会話しようぜってことです。
パソコンを持っていればアホみたいに安い値段でヘッドセットやWebカメラが売ってますし、最近のラップトップなどにはWebカメラ付きのものも多いです。あとスマホがあればSkypeは出来るんじゃないかな。ほとんどのスマホにカメラついてるしWi-Fiなど安定した電波があれば通話は問題ないかと思われます。

Skypeのやり方は各英会話スクールに詳しい解説がありますしサポートもありますのでそちらでどうぞ。そこの充実度やサポートの質でスクール選びの参考にもできますしね。

実際に会って会話するネイティブとのレッスンとなにが違うか。一番大きいのはもちろん価格です。
上記ネイティブとの個人レッスンが一回一時間3500円ぐらいと言いましたがSkype英会話だとワンレッスン20~25分で150円~200円ぐらいのレンジのとこが多いようです。最高値で考えても一時間600円。圧倒的じゃないかSkype英会話は。
やはりここでも2013年に英語を学習するメリットみたいなものを感じるわけです。
また実際に会って会話するのと違う良さは気楽さです。ネットで「今日の夜やるかー」とか「暇だから今から空いてっかな?」みたいなノリで学習を開始できる。都合が悪くなったら結構直前でもキャンセル可能なところが多いようです。個人レッスンではこうは行かないでしょう。試してないけどたぶん。

マップとの整合性について

真面目にマップを読み込んでいる人は森沢さんの指導方法とずれてない?と心配されるかもしれません。
確かに本家マップのサイトにはこの英会話の項目はありません。一応目的・タイプ別ケースに少し記述がありますが英語が得意だった人が上級サイクルに入ってからのお話。今の私のケースとは状況が違い過ぎます。
しかしこれはマップ執筆時の上記のあまりにもコストパフォーマンスが悪すぎるという理由で除外されたのだと思われます。証拠にこのページをどうぞ。

一方で、「英会話教室でとにかくネイティブスピーカーと話す」という学習方法は勧められない。基礎がなければ、高額な受講料は無駄になる。ただしインターネット電話「Skype」を使った格安スクールならば、腕試しのつもりで利用する価値はあるという。
「これまでの英会話教室はコストの面で勧められなかった。しかしネットを使った海外の英会話スクールには月額数千円程度と格安なものが数多くあります。とくに安いのはフィリピンのスクールです。英語には癖がありますが、癖のない英語なんてありません。たとえ通じなくても、身の程を知る勉強代としては安いものです」(森沢氏)
http://president.jp/articles/-/8352?page=3

ね。森沢さんもSkype英会話については基礎がなければと言う留保を取ってご公認です。
やってみたの中の人が実践して効果をあげ森沢さんも公認されコストの面もクリアされた今、やらない手があるでしょうか?いや無い(反語)。

ただここで気をつけたいのは勉強時間の比率です。やってみたの中の人は59時間でしたが10ヶ月ずっと行なっているのに総学習時間の4%に過ぎません。ただでさえ毎日2時間程度の瞬間英作文と音読パッケージの進行速度が気になるところ。ここで会話に時間をつぎ込むのは危険です。
本家マップの目的・タイプ別ケースでまとまった時間をつぎ込むべきと言われているのはあくまで上級者のための会話学習方法です。初学者の補助的役割とは違う。
そういった意味で初学者のスクールの選定はやはり指針を持って行うべきです。

初学者のSkype英会話スクール選び

これまでも繰り返してきたとおり初学者と上級者の勉強方法は分けるべきです。
当然Skype英会話スクールについても一緒。

週末限定プランを選ぶ

基本は短時間。やってみたの中の人を真似るなら出来れば週末に一時間程度が望ましい。
これが意外と当てはまるスクールがありません。ほとんどのスクールが一日25分までとの制約がある代わりに毎日使えるというプラン。
毎日25分はさすがに毎日2時間程度の勉強量の自分としては多い。4%の学習時間の目安が一気に25%近くになる計算ですからね。
そこで代替に考えられるのは週末プランというのが導入されているスクール。だいたいが金土日の3日間だけ使える変わりに料金がお安くなるプラン。これはありです。
それほど高くないので毎日プランを選択して土日だけやるってものありですけどね。
土日休みじゃないんだよ!って人も居ると思いますし。

安かろうが怪しいところは避けよう

もう一つはこの業界最近伸びてるらしくいろんなスクールが星の数ほど出来ています。
ただやはりあんまり小さなところは止めておいたほうが…いいと思います。
実際に大手と言われてる所でも昨年会員の個人情報が流出という事件がありました。
まあこの個人情報の流出に関してはGoogleやYahoo!などでも起こっており大手だから安心ってわけじゃないんですが一応クレジットカードの情報も渡すわけですしあまり正体不明のスクールは避けたいものです。
体験期間が終わるとレッスンの予約がほとんど取れずに詐欺同然みたいなところもあるようです。
また講師の質が極端に悪くこちらの状態など構わず始終マシンガントークしたり逆に黙ってたりというところも。
まあそういうところはその講師が悪いと言うよりも企業としてちゃんと教育が出来ていなかったり管理ができない無かったりするわけです。
そういう意味で全然聞いたこともないしネットで検索しても広告しか出てこないけど安いから…みたいなのは避けたほうがいいです。

メインの学習とは考えないこと

あと結構乱暴なことを言ってしまいますがこの段階でSkype英会話でちゃんと学習しようとしている人の情報は当てにしないほうがよいです。検索すれば「Skype英会話比較ナビ」みたいなサイトはいっぱい出てきます。
いろいろな基準でSkypeの英会話スクールの比較が行われています。例えばあそこのスクールは「講師が自宅ではなくオフィス出勤してるので回線の安定度がよい」とか「大卒で教育を先行していた人を検索して選べるので指導力がいい講師を選べる」とか「TOEIC対策を講師が受講しているのでTOEICを意識したレッスンを行なってくれる」などですね。あともちろん料金とか。

ただ先に言いましたが今の時期にやる英会話というのはモチベーションや成長度を図る程度のものです。
文法もボキャビルもまだ全然、リスニングもまだ専門にはやったことが無い。このレベルでは特にネイティブと喋ったからと言って学力に直接影響のあるものは少ないと思います。最初に言ったように主にネイティブと喋ると言う経験を得てモチベーションを高められたり自分の弱点をチェック出来れば御の字なのです。
自分のStudyPlusにもこのSkype英会話の魅力の虜になってしまいスクール、講師の評論家みたいになってしまっている人がいます。前回のTOEICが散々だったそうで愚痴を書かれていましたが、その人の他の教材とSkype学習への熱の入れようを見ているとそれじゃ当然かなーと思います。

もちろんSkype英会話は英語力を飛躍的に伸ばしてくれる可能性のあるツールです。ですがそれはある程度英語力のある人でしょう。たぶんTOEICで700点とか800点とか取るような人。
高校レベルの文法や単語も知らないのにネイティブと喋っていれば英語力が上がることなどあり得ません。上がる方法があるとすればもうネイティブだけが住む国に移住して一日中日本語を遮断して英語だけで生活するぐらいでしょう。一日25分や50分程度の会話で初学者がみるみるレベルアップできるなんてことはあり得ません。
前述の引用部分の森沢さんのお言葉を思い出しましょう。基礎がない段階では腕試し程度の効果ぐらいしか期待出来ません。
ただその腕試しがモチベーションや自己のレベル確認に繋がるなら導入しようって話です。

という訳でまた長くなってきているので後編に続きます。
後編はスクール選びや実際の勉強の流れなどの考察です。 


2 Responses to “ネイティブとの英会話 ~ Skype英会話スクール考察 前編”

  1. 私も上達完全マップをベースに学習を始めた者です、お互い頑張りましょう。 英語上達完全マップと10ヶ月やってみた、で勉強された方ですと下記の英語挫折完全マップというサイトが面白いですよ。見事にやりきっていらっしゃいます。 http://sakuradrops.us/ 返信
  2. 管理人
    結構ボリュームあるのでまだ全部読み切れてないのですがかなりリアルで面白いですね! なんか電車とかの隙間学習が苦手とかいろいろと自分とは正反対なとこもありますが年齢も近いし3年というのは凄いリアリティあるので熟読させていただきます。 ありがとうございます! 返信

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