英文法の長期記憶を得るには ~ Forest 音でトレーニング

お久しぶりです。間隔が開いてしまいましたね。
相変わらず『Forest 解いてトレーニング』を使い高校レベル英文法と日々格闘してる毎日なのですが、大きな壁にぶち当たりなんとかそれを超えられた気がするので久しぶりの更新です。

高校英文法の勉強は特に問題なくスタートしました。
前回書いたとおり一億人の英文法→上記のForest問題集→リファレンスとしてのForestというコンボが予想以上にハマったから。
正直心配した完了形・関係詞などはこれが高校レベル?っていうぐらいあっさり正解を積み重ねることが出来ました。
知らないことの量がほどよく勉強はサクサク進みました。一億人の英文法やっぱり良本です。
しかし比較と否定など一部の章に差し掛かったときにこの自信は打ち砕かれました。

高校レベルの英文法を勉強し始めた方ならわかると思うのですが、高校レベル英文法には熟語・イディオムと言って良いような項目が頻出します。
私が今取り組んでるForestの本体と問題集では慣用的表現と言われることが多いですね。
要はね。理解しただけじゃ足りなくて結局「暗記」しなきゃいけないやつ。

例えば『<no less than +数詞>は「~ほども多く」って意味になる』こういうやつ。
まあ単語のイメージを合わせていけば理解でなんとかならないわけでは無いのですが、
『<not less than +数詞>は「少なくとも~」って意味になる』とか似たようなものがどんどん追加されていきます。
頑張って「あーnoとnotの違いがあるからブツブツ…」と食い下がっても

  • no less thanが「少なくとも~」という意味で使われることも多い。
  • 「at least」もほぼ同様の意味がある。

なんて書かれてあるともうギブアップです。
理解とかしてる場合じゃない。なぜそうなるかをイメージしながらも覚えるしか無いのです。
でないと例えばForestの比較の項だけで一年ぐらいかかるんじゃなかろうか。

追記:比較に関しては素晴らしい説明のあるページあるのでどうぞ。オススメです。 ただ他にも理解は出来るけど結局覚えなきゃーってのはありますけどね。


暗記するしかない英文法

これで思い出しました。こういうのが嫌で学生時代文法の勉強をしなかったのだと。
完了形や進行形などの時制などは難しくはあるものの「ルール」を理解するものです。
少ないルールを理解すると様々な表現が理解できるようになってくる。
一億人の英文法を読んでる最中など「なんで学生時代に文法嫌いだったんだろう?わかると面白いのに。やっぱ大西さんの書き方がいいのかな?」なんて思ってました。
でもね。これなんですよこれ。
イメージをいくら駆使しようと結局は暗記しなきゃ通れない道がある。
それが高校レベルの英文法の現実です。
 
ただ「暗記」と言うのは中年初学者の一番の苦手な分野。
具体的にはForestの比較の項目で続出する「暗記すべき項目」を音読してサイクル回してみましたが結果はさっぱりでした。
多少の音読では脳が反応してくれないのです。
しかたがないので間違った問題だけを何度も解くとさすがに解答が合うようになってきます。
しかし試しに本屋で他の問題集の暗記した同じ項目の問題を解いても正解率は今ひとつ。
結局正答率が上がったと言っても解答を丸暗記してるだけなんですよね。
英語上達完全マップの英文法の項目を見るとこう書かれてます。

外国語の駆使能力を身につけようとする場合、意識的なゴリゴリ暗記は禁物です。なにごとも一回で強引に暗記しようとしないことです。こうした記憶はいわゆる短期記憶、中期記憶で、学校のテストでは有効であったかもしれませんが、外国語を自由に操る力をつけるためにはほとんど役に立ちません。
なぜなら、外国語を駆使するための基盤としての文法、構文、語彙は永久に忘れず、瞬時にアクセスできる長期記憶としてストックされなければならないからです。この長期記憶はごりごりした暗記ではなく、自分の名前、家族や友人の顔、学校や仕事場への道順の記憶などと同じように、繰り返しによる刷り込みの結果起こるのです。

http://mutuno.o.oo7.jp/05_training/05_training03.html

もちろん上記のページでサイクル法で文法は覚えられると書かれてますが私は頭の出来が悪いせいか定着率は酷いものです。
そもそも数回音読しただけで暗唱できるってどんなスーパーマンだよとしか思えません。
若さ?若さなのか?中年の脳みそではもはや無理なのか?
…という訳で、もうわかると思いますがこの長期記憶を得るにはどうすればいいかというのが今回のテーマです。
もちろんマップで書かれてる通りの音読などは行ってますがもっと効率のいい方法が2013年現在あるのではということ。

長期記憶はどうやれば得られるか

またまた引用ですが英語上達完全マップのサイトにはこう書かれています。

文法の問題は数学の問題や、パズルではありません。文法問題は「解く」のではなく「反応」すべきものなのです。 

確かに以下の様な問題ではそうでしょう。

彼の息子は5月1日の朝に生まれた。 His son was born (   )the morning of May 1.

この答えがinじゃなくonってのは私ごときでも今になるとなんとか瞬間的に出てきます。
「morningが限定的な意味を持つ修飾をされている場合、前置詞はonという決まり」 とか書かれてる文法書で学んだわけではなく、一億人の英文法などで学んだ「on」のイメージを駆使したわけでなく。
瞬間英作文や音読パッケージなどの身体的なトレーニングのせいで体に染み付いてるわけです。理屈じゃない。
これは上述の長期記憶と呼んでいいと思います。なにも考えずに「反応」できているから。
 
なぜ長期記憶が生まれたかというともちろん音読パッケージと瞬間英作文だと思います。 
どちらも聞く・考える・声に出すという3点セットを行うために長期記憶が生まれやすいのでしょう。

現在学習している慣用的表現の英文法の学習では「聞く」というサイクルは欠如してます。
私はこの「聞く」というプロセスは非常に重要だと思ってます。ですので瞬間英作文を家で行うときも書籍版を持っているのにも関わらずアプリで行います。
英文を目で見るだけと、目で見て耳でも「聞く」のでは効果が大違いというのを経験的に分かってしまったからです。
「考える」も知ってるか知らないだから微妙っちゃ微妙ですね。覚えてないものいくら考えてもね。要は音読頼みと。

というわけでやはり音読パッケージ、瞬間英作文を念頭に勉強方法を考えてみました。
文法学習で言うと瞬間英作文=短文暗唱が長期記憶のキーと考えるのが自然でしょう。

英文法の長期記憶を得るための教材

そこで考えまた本屋で立ち読みを繰り返し至ったのがやはりこちらです。
またもやForest公式教材になります。この教材は当然音が入ってます。
Forest本の例文形式のTargetごとに例文をネイティブが喋ってくれます。
まあそれだけだと思って買うのはパスしてました。ただ音源聞けるだけじゃあね…。
今日び音源が無料でダウンロード出来る教材なんていっぱいあるんだし。

ただこのCDの凄さはCD音源本体ではなくDISK2に収録されているmp3にあります。
このCDはCD EXTRAという形式になっています。ですのでパソコンなどで中身を見るとCD音源とは別にデータとしてPDFとmp3音源が別に入ってるんです。
このPDFはディクテーションのための穴埋め形式なのでその勉強をする人以外は特に役に立たないとは思いますがmp3の方はすごい。
なんと「日本語のナレーション→ポーズ→ネイティブによる例文ナレーション」になっているのです!それなんて瞬間英作文?

パソコン持っている人、いや会社で使えるぐらいのレベルの人ならだれでもこれは使えると思います。
本書には「暗唱文例集」と言う左ページにForestの例文、右ページに訳文という瞬間英作文のために作られたような冊子(薄くて軽い)がついてますので家でも通勤通学の際でも気軽に学習できるのも嬉しい。
例文の質に関してはもはや語る必要もないでしょう。正直本家瞬間英作文トレーニング本と比べても珠玉と言ってもいいほど英文法のエッセンスがギュッと詰まっています。定番本Forestですから。
ただこのポーズ付きの音源という自体で英語上達完全マップの流行に合わせて作られたとしか思えないんですがね(笑)。

学習の仕方など

まあ説明したとおりForestのTargetに書かれている例文が全て載っているためその気になれば全ての英文が瞬間英作文に使うことが出来ます。
ただし頭から全ての例文をやる必要はありませんし、むしろ効率が悪いかなと思います。
やはりForestの訳文は瞬間英作文のために作られてるわけではありませんし、英作文するのはかなりハードです。
またこの段階だと多くの方はどんどん話すための瞬間英作文トレーニング かいいとこスラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニングを瞬間英作文に使ってるレベルでしょう。
はっきり言ってForestの例文は段違いに難しいです。なんたってどんどんスラスラは中学レベル英文法のトレーニングですから。メインでやるにははっきり言って力不足です。

ですので瞬間英作文するのはForestなどの問題集をやった際、サイクル回し2回目になってもさっぱり解答の検討がつかない&理解したところで覚えるしかないものに限るべきだと思います。
iPhoneを使う人なら上記の定着率の悪い例文だけをiTunesのプレイリストに登録して瞬間英作文の教材として使うのがいいんじゃないでしょうか。
メインは「どんどんスラスラ」でその学習の開始前に一日多くても20問ぐらいやるイメージですかね。

解く際には瞬間英作文以上に考えこまない。すぐに解答を見て納得する。
出来なくて当たり前。瞬間英作文のために作られた例文じゃないから当たり前。
どちらかというと瞬間英作文というよりマップで書かれている短文暗唱に近いかもしれない。
そして聞いたばかりのネイティブを真似て音読と。
このいつもの流れを通すことによって格段に難しい例文でも意外に思えるほど身体的に入ってきます。

私はこのやり方によって暗記するしかない慣用的表現などを、聞く・考える・声に出すという3点セットでマスター出来ました。
もう全然定着率が違います。体に染み付けるわけですからちょっとぐらい崩れた文章が出てきても全然大丈夫。
またForest本体の例文を覚えるためここで学習した結果をForest 解いてトレーニングの方で試せるのもいいですね。問題集の解答を暗記することがないってのはすごく大事です。
何十年前の高校時代にこういう勉強方法出来てればなあと思いますね。

最後に

私はこのForestの瞬間英作文をiTunesなどを使わずあるソフトを使ってより効率的に勉強しています。
ただその方法は少しパソコンの知識などが必要なのですべての人にオススメできないかな。
そのうち時間があれば実践中の具体的な方法を書きたいと思いますが…。そのうち。
ブログもいいけど英語の勉強も忙しいので。

まあもったいぶるのもあれなので書いておくとAnkiというソフトです。
パソコンに詳しい方ならだいたいやりかたもわかると思います。それでは。


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