2013年にみる瞬間英作文教材について ~ 第1ステージ

前回はホントに瞬間英作文の勉強方法について上から目線で(すいませんすいません)、勉強方法みたいなことを書いたので今回は2013年に見る瞬間英作文の第1ステージでの教材選定を中心に書きます。
どんどんをほぼやり尽くし、現在教材選定中で既に複数冊を購入してしまった(アホなの?)立場でどんどんや2013年現在の類書などについて書いてみたいと思います。

どんどんの欠点について

前回また森沢さんの本を褒めた形になったので恒例の欠点にも触れておきたいと思います。

まず「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」から続くシリーズは他の追随を許さない名著というわけではありません。
単に他の本が前回、長々と述べたようなネイティブらしい自然な英文などにこだわり回路を作ることに重きをおいてないだけです。
単純にこのシリーズの良さというのは本当に瞬間英作文という他にないトレーニングに特化している点が最大であり唯一のアピールポイントです。
では知っておくべき欠点。


誤植

まず誤植が多い。特に「おかわり!」の方。これは書籍版で学習する人には致命的です。

正誤表を見るとどんだけこの出版社の編集・校閲はザルなんだろうと思ってしまいます。
http://www.beret.co.jp/errata/

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に関しては誤植の記載がないのにおかわり以降になると膨大な量の誤植が散見されます。しかもある程度学習が進んでたり読み流す教材とかならまだいいですが初学者で瞬間英作文を利用する人っての冠詞の一つやsや動詞の変化など細かいところにもすごく敏感です。

別にそりゃほとんどが信頼出来るものなのでしょうがこの誤植の量を見ると信頼できません。
たぶん自分が間違えてるんだろうけど「もしかして誤植では…?」この考えが生まれる時点で英語教材としてはもう失敗です。よっておかわり!はアプリ版以外ではオススメしません。
ただ上記の誤植表を見ると版数が一定以上のものは修正済みのようなのでAmazonなど在庫が回りやすい店舗で買う、大型書店などで版数を確認して買うなどならいいかもしれません。
マーケットプレイスやブックオフなんかで買うのはオススメできません。もちろん版数確認できればいいですが。

アプリ版のバグなど

またアプリ版も機能が十分とは言えません。
通常トレーニング部分を終わらしてからおかわり分に行きたくてもシャッフル目当てにおかわりアドオンを購入すると勝手におかわりの全例文が追加されるのは正直あまり嬉しくありません。
700問の全問シャッフルが終わってから足りなければおかわり分の例文もやるってのが自然ですよね。

あと全問シャッフルをやってる間にチェックリスト登録を押して「登録しました」とのメッセージが出ても登録されてません。
項目別学習時以外はチェックリスト登録できないようです。これもダメダメですね。
完全にバグです。しかし修正される気配はありません。 
(追記:2013/10/01修正されました。半年ぶりのアップデート。ただ既存のチェックリストが消えてしまうハード仕様のアップデートのため注意が必要。)

あと全問シャッフルの仕上げの時はあまり視覚情報に頼らずiPhoneをポケットにでも入れて耳だけで学習したいのですがiPhoneをスリープさせるとアプリも同時にスリープしてしまいます。
そのためi画面を見る必要もないのに手に持ってiPhoneがスリープにはいらないためだけに画面をタッチしなければなりません。
まあこれはiPhoneの仕様が厳しすぎるのが原因かなとも思いますがスリープ中でも動くアプリもあるもので…。

という訳で上記の欠点がありますのでベレ出版の方々にはぜひ頑張っていただきたい。
また後発の出版社の皆さんはガンガンいい書籍やアプリを作って頂ければ。
特に書籍は過当競争気味ですがアプリのほうはまだまだトップ取れますよ!
単純に徹底的にやさしい例文を並べ、日本語と英語を順番に流す、ホントに単純なアプリですからガンガン作りましょう。

2013年の第1ステージ本

最近、都内の大型書店など英語学習コーナーが充実している書店に行くと瞬間英作文に向いてそうな書籍が増えてきました。

その中でどんどんの次、おかわりの代替となる第1ステージの本となるとやはり限られます。

こらへんとかが有名でしょうか。どちらも最近の出版ですね。 
「ネイティブ~」の方などは日本文→ポーズ→英訳というCD構成や口からパッと出るというようなタイトルから察するに完全に英語上達完全マップの流行を意識してのものだと思います。
別によくないとはぜんぜん思ってなくてどんどん流行って欲しいですね!この流れ。
これらの本の良さは例にあげた2冊ともネイティブが執筆していることです。
どんどんの教科書的な英語に嫌気がさしたという人もこれなら大丈夫。
しかもかなりの易しさ。どんどんである程度回路ができてる人ならあっさり入れるでしょう。

第1ステージにおかわりは必須

これらの教材は瞬間英作文のおかわり用教材として最適だと思います。特に「ネイティブ~」の方。
StudyPlusやブログを確認すると結構な方がどんどんが終えるとすぐ第2ステージのスラスラに行ってますが、かなり英語に自信がある人以外は教材のおかわりをしたほうがいいように思います。

やってみたの中の人も瞬間英作文に関してはかなりの数の教材を試行錯誤して試されてますね。
英語のコンビニシリーズ3冊やネイティブ英会話シリーズ3冊など。
これらは立ち読みしてみましたがほぼ中学英語です。いわゆる瞬間英作文の第1ステージだけで10冊近くやってるわけですね。すげえ。
 
という訳で「どんスラポンの3冊が終わったから」ましてや「どんどんが終わったから」ぐらいで中学英語の瞬間英作文を卒業できるとか難しいと思います。
ここらへんはもちろんスタートのレベルによって左右されるので2,3冊で完璧って人もいると思いますが。

 

という訳でどんどんが終わった方はすぐにスラスラに行くのではなくこっちの教材を通ってみるのをオススメします。

森沢さんの本もありますよ。こちらも基本は中学レベル。

数年前のように瞬間英作文に向いている教材が少なくテーブなどで修正してたことを考えると本当にありがたい話です。

ただ英語の本は文法なら大西さんとか、気に入った著者で勉強するのは慣れもあり楽なものですが、信者のように頼ってしまうとあまりよくないように思います。
人気のある英語学習本の著者というのはもちろんすごい人たちなのですがやはり一人の人間です。
一人の人間から出てくることより多くの著者の英語に触れるほうがより良いと思います。
そういう意味で森沢さんの本以外の教材も挟んだほうが同じ中学英語でもいろいろと発見がありますよ。
もちろんやりやすいから比率が高くなってしまうのは仕方ないですけどね。

 

まあスラスラをやってからこっちをやるってのも一手ですけどね。
やってみたの人もそうしてるのでそっちのほうがいいのかもしれない。
ただスラスラ・ポンポンが終わったらまた戻ってくることを忘れずに!ってとこですかね。 

これから瞬間英作文をはじめるのなら

で、結論なのですがマップに沿った学習をしたいと思うのなら始めはやはり「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」をオススメします。
なぜなら一冊目としては申し分のない不自然な直訳っぷり、単語の低レベルっぷり(褒めてます)、日本語・英語両方入ったポーズ付き音源と全てが揃ってるからです。
英語を組み立てる以外に絶対に頭が行きません。
この本でも暗記しなければ文を組み立てられないと言う方は、絶対に一度中学英文法を先にやり直すべきです。 

ですのでけっこう自分が高レベルだと自認する人もまずはどんどんからはじめるのがいいと思います。
現に一年間のアメリカ留学経験のあるTOEIC800点台後半の同僚にこの本を試させましたが後半の関係詞が複雑なところなどは瞬間的には出来ませんでした。
しかしレベルが高い方なら「どんどん」などすぐに終わらせられると思います。
書籍版は殆どやってないのでわかりませんが、アプリ版であればポーズを最小にして自動再生すると1時間で300問程度出来ます。
単体なら700問、おかわり含めても1400問ぐらいですから出来る人ならさらっと卒業できますよ。1日1時間の勉強でも2週間もかからないでしょう。
初学者の人はもちろん最低100時間ぐらいは覚悟してやり切りましょう。 

そして次のステップは森沢さんの教材に縛られる必要はないと思います。
2013年は上記のような加工せずそのまま使える教材が増えています。
どんスラポンを終わらせてからおかわり用に行うのもよし、どんどんが終わったらすぐそちらに行くのもよし。
要は

ってことでした。それでは。

追記:このエントリーはどんスラポンシリーズ以外についての紹介が主ですが 、どんスラポンシリーズについて詳しく書きました。こちらへ


2 Responses to “2013年にみる瞬間英作文教材について ~ 第1ステージ”

  1. はじめまして。 確かに誤植は多いですよね。 日本語の漢字とカナが間違っているとか、最後のピリオドが抜けているとかならいいんですが、冠詞や前置詞が違っていたり抜けていたりするのもあってけっこう痛いです。 それでもやっぱり、1冊目はどんどん、というのは同感です。 難易度も低いので、「これなら頑張ればなんとかなるかも!」という気にもなりますし(笑 返信
  2. 管理人
    こんにちは。誤植は痛いですよね。 幸い私はアプリから入りどんどんを終わらせたぐらいなのでまだ被害を受けてないのですがAmazonのレビューなどを見ると残念になります。 しかしどんどんはそういう声がないのでやはりオススメですよね! まあどんどんの売れ行きが良すぎたため後の本を急ぎ過ぎたんでしょうかね。 実はけっこう直ってるみたいなのでもう改訂版って銘打って出してもいい気もします。 良いシリーズなのにもったいない! 返信

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