どんスラポンの最適順は? – ポンポン話すための瞬間英作文 パターン・プラクティス

今回もまた紹介の必要がないと思われるほど有名な教材について。
瞬間英作文の有名ないわゆる「どんスラポン」シリーズなんですが、内容や学習順についてけっこう誤解してる人が人がいるのではないかと思ったので。
なぜなら自分の認識が間違ってたためなんですがね。
お前のブログは字ばかりでツライと言われたので貼ってみた

似てるようで違う音読パッケージと瞬間英作文シリーズ

音読パッケージのシリーズ

英語上達完全マップの推奨はまず音読パッケージから開始しますよね。
こちらはポーズ付き音源というハードルがあるため森沢さんの著書で始めるのが無難。
ですのでマップの指針通り行くと下記のシリーズを選択すると思います。
  1. みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(初級)
  2. ぐんぐん英語力がアップする音読パッケージトレーニング 中級レベル(中級)
  3. もっともっと英語力がアップする音読パッケージトレーニング 上級レベル (上級)

    以上のようにキレイに難易度順になっており発行日もその順番です。
    そもそも背表紙に「中級レベル」 とか書いてあるしね。 
    注意点としては発行日も新しい入門編(要は初級より易しい)以下が追加されたことぐらいでしょうか。

  4. 英語は暗記するな! 1日30分・中学英語ではじめる学習法

 


瞬間英作文のシリーズ

それに対して瞬間英作文本の種類は以下になっています。

  1. どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
  2. スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
  3. ポンポン話すための瞬間英作文 パターン・プラクティス

    これに以下も追加されると。

  4. おかわり!どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
  5. おかわり!スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング


合計5冊。今回のテーマはこの5冊がどのような難易度にありどの順番に進めるかということです。

どんスラポンの順番は?

で、マップの解説を読むと瞬間英作文には3つのステージがあることがわかります。

  • 第1ステージ=文型の組み立て以外に負荷のかからない中学英文法を、ひたすら文法項目別にこなす。
  • 第2ステージ=難易度は第1ステージと変わらないが文法項目別ではなくシャッフルした教材をこなす。
  • 第3ステージ=難易度を上げ表現の拡大を目指す。大学受験用構文集など(入試英語最重要構文540などが代表例でしょうか)。
と、これが公式のマップから読み取れる瞬間英作文のステージ分けです。
で、本題として「どんスラポン 」3部作とおかわり2作はどのステージに位置するかということです。
「どんスラポン」というネット上での愛称から「ポンポン話すための瞬間英作文 パターン・プラクティス」が上級編であり第3ステージの本なので最後にやるべきと思ってる方も中には居ると思います。思ってませんかそうですか。
でも私は思ってしまってたんです。こんなイメージ。
(✕) 易どんどん→どんおかわり→スラスラ→スラおかわり→ポン難
これはちゃんと各教材のまえがきに詳しく書いてあるわけですが買うまでわかりませんよね。
Amazonのなか見検索!などでも一番大事なところが確認できない。
音読パッケージの難易度順のイメージが強かったからだと思います。
まず始めに言っておきますと「どんスラポン 」3部作とおかわり2作に第3ステージの本は含まれていません。
すべて中学英語です。ですのでどんスラポンで学習できるのは第2ステージまでということです。
で、難易度も音読パッケージのように出版年月日順ではありません。ここが大事。
森沢さんいわく、どんどんは第1ステージ、スラスラは第2ステージ、ポンポンは「第1ステージと第2ステージを横断的に、より軽い負荷で、スピードに乗ってトレーニングするテキスト」だそうです。
ということはどういうことか。
どんスラポンのシリーズをやる順番としては「どんどん→ポンポン→スラスラ」がいいということです。
「ポンポン話すための瞬間英作文 パターン・プラクティス」と言う本はレビューやブログなどの口コミで概ね好評ではあるのですが「やらなくてもいいかな…」的な反応も多いです。
これはひとえに順番が違うのではないかというのが私の説です。
実際私はアプリ版を使ってますので、ついこないだやっと「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」と「おかわり!どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を卒業したばかりです。
で、どうにも微妙なそのレビューにポンポンとスラスラの同時購入に踏み切ったのですが正解でした。
スラスラが一番難しいです。特にコンビネーション。これは本格的にやってないので飛ばしますが難易度が一番高い。
それに比べポンポンのまえがきをきちんと読み、やってみた感想は「もっと早く始めればよかったな」ということです。
アプリ版をやる人でもおかわりをやる前に先にこっちをやったほうがいいかもしれないほど。
私なんてアプリ版だからシャッフルまでやっちゃいましたからね。第2ステージなんて早すぎました。
ポンポンの難易度は中学英語ですから問題が理解できないことは一切ありません。
しかもパターンプラクティスという学習方法が非常に初学者には有効です。もちろん相性もあるのだろうけど。

パターンプラクティスとは

ざっくり簡単に説明しますとこういう感じ。パソコンの人はAmazonのなか見検索!で見られます。
I go to the library every day.
が元の文章だとすると、
「彼は」という「キュー」が与えられます。そうすると
He goes to the library every day.
という風に主語を変える。もちろん動詞はいわゆる三人称単数になりsが付きます。
で、次に「昨日」というキューが与えられる。そうすると以下に変更。
He went to the library yesterday.
every dayをyesterdayに変えるのはもちろん時制が変わりますから動詞を過去形にします。

上記は一番簡単な例ですが後半になると従属節や関係代名詞などどんどん複雑になってきます。
もちろんどんどんの例文を超えるようなものはないですが「文から関係代名詞節に変換」など本当に文型に特化した問題が多く出てきます。
要は第1ステージの条件である「文型を組み立てること以外に一切神経を使わない」という条件にピッタリなトレーニング。

最初の文でほとんどの原型が出来てますので語彙や文型の大まかな作りはできている。
あとは時制や人称などとにかく「文型を組み立てる」ということ以外は考えなくていい。
いきなりだと難しいと思いますが「どんどん」を終わらせた人であれば全然大丈夫。
もちろんやり方が変わるので少し慣れるまでに時間はかかりますが大した時間ではありません。
また逆にこれをスラスラが終わってからやったりすると確かにあまり効果は望めないかもしれない。
どちらかと言うと瞬間英作文の最初期にやるべき学習方法のため第2ステージ後だと物足りなさがあるでしょう。

とにかく暗記を避ける

私の個人的な感想ですがこういう人称や時制などのミスは意外と治りません。
加齢による私の脳の柔軟さの低下というのは否定しませんので全員とは言いませんが。
もちろん上記ぐらいの例文ならミスは少ないですが関係詞や接続詞、話法などが入ると途端に怪しくなる。
それなのに例えばおかわりなしのどんどんを完璧に仕上げようとすると、こういう時制等のミスは減らないのに最終的には暗記しちゃうみたいなことがあります。
例文の問題で「冷蔵庫」としか言ってないのにこの問の場合は「refrigerator」こっちの問の時は「fridge」みたいな。
そうなってしまうと文型の組み立ても例文まるごと暗記しており、頭の中で組み立ててさえいない可能性が高いです。
以前のエントリーと繰り返し言ったとおり瞬間英作文に暗記は禁物です。マップの公式で森沢さんも書いている通り。
例文暗唱は効果的であり素晴らしい勉強方法ですが瞬間英作文とは違う勉強方法だと私は思っています。
(第3ステージに入ってくると少し違うのかなとも思うのですがここは入ってから言及します。)
上記のような暗記するまでに文型回路が出来なかった場合、パターンプラクティスは非常に効果的です。
最初から出てくる単語や構成はほとんど変わらないんだからそもそも暗記の必要さえない。
yesterdayレベルの単語がわかれば時制や人称などによる文型の変化に集中できます。

まとめ

どんスラポンをやる際には「どんポンスラ」の順番で行くべし。
もっと言うならポンポンやるのはどんどんのおかわり前がいいと思う。
どんどんが仕上がらずにいつまでたっても人称や時制やその他細かい文法ミスが減らないという人は特に。

またもうどんどんのおかわりやっちゃったという人も平行してやればいいと思います。
口コミでも分かる通りこの本は1,2回目を通せば手ぶらで学習できます。
ですのでガッツリ机の前で学習するときはどんどんのおかわりもしくはスラスラをやり、家事をしたり移動中などにスラスラを流すってのもいいんじゃないでしょうか。
とにかくどんどんをやってるときとまったく脳の違う部分を使ってることを実感できます。

まだやってない人でシリーズ5冊を全てやる気の人にアドバイスするなら理想的な順番は以下でしょう。

  1. どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
  2. ポンポン話すための瞬間英作文 パターン・プラクティス
  3. おかわり!どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
  4. おかわり!スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
  5. スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング

スラスラはおかわりのほうが易しいと聞きましたが実際見るとそのような感じがするのでこういう順番ですね。

前回書いた森沢さんのシリーズ以外の瞬間英作文を入れるとすれば2~4の間がいいのではないかと思います。
やはりシリーズ通して同じ著者なのである程度慣れみたいなのも出来てきてしまいますし。
前回書いたとおり瞬間英作文は中学レベル(第1~2ステージ)で人にもよりますが「どんスラポン」とおかわりだけでは正直トレーニング量が不足します。
ですのでこのシリーズ5冊プラスあと2~3冊ぐらいは必須ですので。
まあ私は英語のエキスパートでもなんでもないただの初学者ですので最終的には立ち読みかAmazonのなか見!検索でチラッと流し見して判断していただければ。
たぶん同じような感想を持つんじゃないのかなと思うのですが。

今回書いたような学習順番の罠には、マジメに手を広げずに一冊完全に終わらせてから次の本を買うという人ほど陥りがちなのではないかと。
そういう方に参考になればいいのですが。
それでは。


コメントを投稿する