プレ多読に何を読むかいろいろ試してみた

結構前に書くと宣言していたんですが忘れていた多読です。
特にいろいろ悩むことがあって書かなかった…とかは一切無く仕事が忙しくてまとまった時間がとれずにブログ書く時間がなかっただけです。
一応ブログより勉強優先というスタンスですので。

で、プレ多読なのですがまー楽しいですね。一応読んだ時間をStudyPlusの勉強時間に登録してるんですがこんなの勉強時間としていいのかと思う。

プレ多読になにを読むか

で読む内容なのですがやはり初学者は読む本が限られます。
本家マップのサイトを見ると以下がプレ多読としてオススメされています。
まあ前回のエントリーでも上記でも私は語彙制限本読んでるって書いちゃってるのであれですが一応なぜそう至ったのかのおさらい。

 

  1. 語彙制限本
  2. 対訳本
  3. 学習・受験用長文テキスト
  4. 英字新聞のウィークリー版
  5. 無料のWebページ。


5は私が付け加えました。2013年の教材ということで。
という訳で一個一個見てみます。

語彙制限本のオススメは別途書くとしてエントリーではその他について。

一応全部少し試してみたのでもったいないので書いておきます。

 

2.対訳本

長所

  • 読書好きには最適。翻訳されている本は基本的に名作と言われる部類。
  • ジャンルが豊富。名作、ドラえもんからジョブズやオバマの演説、映画のシナリオまで。

短所

  • 当然有料。厚さがあるものもあるがやはり「多読」という点で見ると語彙制限本以上に散財せざるを得ない。
  • 語彙制限本のようにレベルの本を見つけ続けるのが極めて困難。
  • マンガや映画シナリオ等を選んだ場合、会話に偏るなどの危険がある。
  • 有名な書籍の場合現代英語とは言えないものも多いので注意が必要。

 

対訳本の良さは最もエンターテイメント性に飛んでいるところでしょう。
語彙制限本のように縛りがないので興味のあるものがみつかりやすい。当然英文だけを見ると語彙制限本より自然だし面白い。要はクオリティーが高いです。

 

最近のだとこんなんもありますね。マンガ好きなら間違いなく楽しめるでしょう。

 

 

まあでもお高いよね…。「多読」 といえる量をこなそうと思うと社会人でもぶっちゃけキツイっす。

息抜きに数冊読むのなら全然ありですけどね。

気をつけたい偏り

で気をつけたいのは偏りですね。そりゃマンガや映画のシナリオでもモノローグやナレーションが豊富なものもあり、会話以外にも読めるものもあります。でもやっぱり会話に偏るよね。

森沢さんも書いてますが書き言葉から入って会話を学ぶのは楽ですがその逆は難しいとのこと。

 

あと有名な南雲堂の対訳本シリーズとか鉄板のヘミングウェイにコナン・ドイル、アガサ・クリスティーなど有名作家ばかりだし読み応えがないはずがありません。

が、これらの作家の活躍していた時代は結構前です。当然現代英語とは違いがあるということを意識しなければなりません。

コナン・ドイルなどは日本で言えば夏目漱石などと同世代ですね。

一番現代っぽいヘミングウェイだって同い年の日本の作家は川端康成です。伊豆の踊子とか。

まあ古語みたいに難解な言い回しはありませんがやはり我々が今現在使っている日本語とは若干違います。

ま、それは大げさかな。でも固有名詞はまるで違いますね。

ちょっと伊豆の踊子を本棚から引っ張りだしてみましたが1ページ目から「つづら折り」、「紺飛白」、「朴歯」、「稗史」とか脚注がないと日本語ネイティブでも辞書を引かないとわからない単語が続出します。

もちろん教養のある方は違うかもしれませんけどね。外国語の有名作家が書く名作もこういう問題があることは覚悟すべきでしょう。

 

まあ上記2つは偏りがないように気をつければそれほど問題にはならないかも知れない。

一番の問題はレベルが選べないこと

ただ避けようがないのが難易度です。私もヘミングウェイを一冊買ってみたのですが初学者にははっきり言って無理です。

いくら内容が頭に入っていて訳がすぐ確認できようがレベルが違いすぎる。

森沢さんがペーパーバックにチャレンジして挫折した話がマップにかかれてますがそういうレベル。

ただ対訳なので初学者でない英文解釈などをこなした人はペーパーバックの原書よりは読みやすいのでしょう。

そういう点でレベルさえ合えばおすすめできる形式です。

ただ私はどのくらいのレベルなら読めるなど言えるほどの英語力を持ち合わせていません。残念ながら。

いつかこれがこなせるようになったらこの段階とかTOEIC何点ぐらいなど書けるのですが。

3.学習・受験用長文テキスト

長所

  • 人によっては手に入りやすい環境にあるかもしれない。自分や兄弟の赤本とか教科書とか。
  • 難易度が教材によって判定しやすい。それ故に自分のレベルにあった教材の仕様が可能。

短所

  • 要は教科書や受験問題。面白さを期待するのは酷。
  • まとまった流れのある教材を見つけるのが困難。長文と言ってもせいぜい2~3ページがほとんど。

 

これに関しては上記に書いてあることに付け加えることはあまりありません。

まあ比較的若い世代で受験生や元受験生が豊富にいる環境であれば赤本とか教科書は手に入りやすいかも。

あとブックオフや町の古書店で叩き売られてる赤本や高校問題集を手に入れるのもいいかもしれない。

 

私もそういうつもりで古書店も回ったりもしたのですが、もちろんいわゆる赤本・長文問題集やサブリーダーなどは安価に手に入れられます。

特にちょっと古い現役受験生が使用しないであろうものならタダ同然。

別にこっちは10年前の過去問だろうが全然問題ないですしね。その大学を受けるわけじゃないし。

でもまとまった量の流れのある文章という意味では少ない気がします。

ここで言うまとまったというのは2,3ページとかじゃなく最低2、30ページぐらいはあるいわゆる流れのある文章です。

そんな文章入試問題や英検などには出ませんよね。そういう意味であんまりオススメしません。

せいぜい2,3ページのぶつ切りの文章を読むのは楽しくもないし流れに乗る効果も薄い気がします。

外語大学とか上智・慶応みたいな超英語難関校などであれば違うのかもしれませんがそもそもそんなレベルの読めるはずもなく。

なのでこの形式はオススメかどうかというより森沢さんがあげられてる意図すらよくわかりません。

まあたぶん手持ちのがあれば有効活用しようよってことなのかなと想像。

 

4.英字新聞のウィークリー版

長所

  • 時事問題が中心なので生きた、現在進行形のしかも校正されたきちんとした英語に触れられる。
  • ある意味締め切りがあるようなものなので次の週までに読み切るという目標が出来る。
  • 英語以外のコラムなども楽しめる。人気英語講師などかなり英語学習者には豪華な内容。

短所

  • 対象読者の範囲が広すぎる。同じ媒体の中で難易度の差が大きいように感じる。
  • まとまった流れがあるというほどの量はない。まあ新聞だからね。

唯一無二のアピールポイントは現在進行形の英語に触れられる点。

特にビジネスマンなどは日本語で読んだ新聞の内容が英語で読めるわけですから実践的です。

別に経済関係の記事じゃなくてもフィギュアスケートの試合の結果でもいいんですけど、もしネイティブの同僚なんか居ればそのまま使える表現が読めますね。

あとビジネスとか興味ないからっていう学生さんや趣味で英語を学ぶ人にもこういうのもあります。

 

月刊ですけどかなり豪華な内容。ほら表紙がブルース・ウィリスですよ奥さん。しかもCD付き。

で、なんでこんな中途半端な号のリンクを貼ってるかというとなんと森沢さんの瞬間英作文の特集があるから。

プレ多読とか言うジャンルを無視してまでも欲しくなりますね。

 

まあただこれも初学者にはレベルという点でかんたんにはオススメできません。

だって英語学習者向けという新聞・雑誌という大きなジャンルの中ではニッチなジャンルの中の発行物。

やはりそれほど初学者に合わせてくれるわけではありません。

もちろん前述の森沢さんの瞬間英作文教室のように初学者用のコーナーもあるんですが。

 

本家マップでも語彙制限本などをこなしてから週刊ST(Japan Times)を読み始めるという実践ケースがありましたね。

やはり初学者以上、ペーパーバックレベル未満の人向けといったところですかね。

5.無料のWebページ

  • 長所

  • 無限と言ってもいいほどの自分の興味のある選択肢から選べる。どんなに細かい趣味でもたいていWebページはある。
  • 会員制のサイトなど一部を除きもちろん無料。
  • コピペが出来たりその場でWeblioなどの英和辞典を使えたり色々捗る。
    短所
  • 語彙制限本のようにレベルのサイトを見つけ続けるのが困難。
  • ネイティブが書いたものか保証がない。特に初学者は見分けるのが困難なので危険。

 

これに関してはけっこう実践してる人が多いので試してみました。

もちろんNYタイムズやCNNなど時事ニュースのサイトなどが有名なんですけど難しすぎます。

でもプログラマの人ならプログラム関係の用語で検索、映画好きなら好きな俳優の名前で検索、サッカー好きなら好きなチーム名や選手名で検索。

料理好きな人なら食材を和英辞典などで引いてからレシピ検索してみたりするのも楽しい。

なんでも構いません。そりゃ日本ローカルのアニメだとかお笑い芸人の英文ページを見つけるのは無理かもしれない。

ただとにかく世界で共有されている話題ならなんでもいいわけです。

基本無料で自分の興味のある事柄がかんたんに見つけられます。

時事問題などは語彙レベルが自分と違うとまるで分からなかったりしますが自分が詳しい話題ならなんとか理解ったりします。

だいたい文脈が読み通せるんですね。

例えばサッカー好きの人がマンチェの香川の記事読むとセレッソ、ドルトムント、日本代表、そして最近のマンチェでの境遇など彼についての知識などがかなりしっかりありますから難しい単語が出てきてもかなり推測が効きます。まさに好きこそものの上手なれ。

しかも量についてもストレートニュースだけじゃなくブログやエッセイなどのを読めばかなりしっかりした量をこなせます。

ネイティブ以外が書いている英語に注意

といいことばかり書いたようですがやはり初学者がやるのはまだ早いかなーという感じ。

やるとしても部分的にやったほうがいいでしょう。

要はYahoo!のアメリカやUKなどのサイトのニュースコーナーやNY TIMEとかCNNなどで興味がある分野があるのなら。

そういう信頼出来るというかいわゆるオールドメディア以外のブログや検索で引っかかったサイトを本格的に読み始めるのはまだ早い。

 

えーとなぜこんなこと書くかというと世界中に溢れる英語のWebサイトですがかなりの分量が実は英語のネイティブが書いてないケースが有ります。

オランダ人が書く英語、インド人が書く英語、台湾人が書く英語そしてアメリカ人が書く英語。全て英文サイトにしてしまえばわかりません。

なのでけっこう面白い個人ページがあってファンになって読むってのは楽しいもので全然やればいいと思うんですが英語勉強の素材として使うのはけっこうリスクが有ります。

 

例えば私が見つけたページだと1人称だろうが3人称だろうが動詞は原形というすごい英語書かれてました。

He play soccer.みたいな感じ。playsにしないんですね。

後で詳しい人に聞いたところネイティブ以外の国の英語ではけっこうあるそうです。

過去形などの動詞の変化や単数複数の名詞の変化と違って意味が無いからいいじゃんと。

まあそう言われればそうだけど大胆なことするねえ…。

 

こういう伝わればいいじゃん的な英語も別に悪いことではないと思います。

今や英語は良くも悪くもネイティブのものではないのです。

確かに意味に影響はないし日本人はちょっとこういうの間違えるのを恐れすぎてる気もします。

ただ大量に英文を入れて英語の波にのる教材という点で適切か?と言われれば違うと思います。

最終的な目標のレベルが別に通じればいいよって英語だったとしてもやはり正しい英語を入れるべきでしょう。

大量に浴びるように英語をインプットするのがプレ多読の目的なわけですからなるべく最低限校正された英文を読みたいものです。

 

あと個人ブログなどでは日本でいう某匿名掲示板から派生したようなネットスラングみたいなのけっこうありますね。

QAPがQuick As PossibleだったりYSVWがYou’re So Very Welcomeだったり。

そういうネット用語を読めることは今後の英語での情報収集に必要かとも思うのですがプレ多読の目的とはずれますよね。

 

そういう意味だと出版物以外のWebサイトで行くとやはり上述のオールドメディア的なサイトになると思います。

そうするとやはりちょっとレベルの調節が難しいよね…ってとこ。

まあ例えば前述のサッカー好きの人なら昼休みにYahoo!UKでプレミアリーグの記事をちょっと読むとかであればいいいんじゃないんでしょうか。

まったく意味がわからないということはないだろうし慣れればある程度わからないなりに楽しめます。

結局はレベル次第

またいつもの結論なのですがやはりレベルによるなあといったところ。

上記にあげたもの全て効果的ではあると思います。レベルさえ合えば。

なので次回書く予定の語彙制限本と上記にあげたうちのどれかを選ぶと効率がよく楽しめるか。

もうその人の英語力によるとしか言えません。

 

ただ当たり前の話だけど上級になればなるほど多読においても選択肢は広がります。

初学者は窮屈かもしれませんがある程度型にはまったものを読むのがいいかなと私は思いました。

自分の興味が満たされる楽しいものを読むことも凄くいいことなんですけどあまり背伸びをすると逆に効率を下げてしまいます。

流れに乗って英文が読めないとこのプレ多読というのは意味が無いわけですから。

全部分かる必要はないとマップに書いてありますが6割程度と書いてある。最低限そのぐらいはわからないと。

2、3割ぐらいしかわからない文を一生懸命読むのはプレ多読じゃなく英文解釈ですからね。

 

で、結論として私は次回紹介する語彙制限本に行き着きました。ま、定番ですけど。

次回はそれの自分の選び方や感想を書いてみたいと思います。


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