語彙制限本プレ多読 – ファーストインプレッション

今回は語彙制限本に絞った感想や選び方、読み方の考察です。

毎回書いてますが初学者の感想なので個人差が大きい。

しかもこの多読というジャンルはもう好みが全開に出ると思いますのでこうしろということではありません。

もし参考になる部分があればしていただきたいですが最終的には自分の好みが一番です。

一応前回使ったテンプレ通りに書いてみますか。


 

1.語彙制限本

長所

  • 基本的にほぼ共通したレベルがタイトルに記載されているので自分にあった難易度を選べる。
  • 読んでいてある程度は楽しめる内容。
  • SSSなど情報もあり選び方が様々。

短所

  • 当然有料。薄い割にけっこう高い。
  • 一般の小説などに比べて作品の完成度などは劣る。
  • Amazon以外では入手困難。

 

学習初期に読めるYL5.0未満の語彙制限本は文法まで大きく制限されており、英語の波に乗る練習としても不十分と言わざるを得ません。
本来は精読が終わってからボキャビルと平行してYL5.0以上の語彙制限本を読むのがベストだと思います。

(中略)

英語で本を読んでる私ってカッコイイ補正を除くと、どれも大して面白くありません。特に日本語で本を読み慣れているとガックリします。

http://kanzenmap.nomaki.jp/#PRETADOKU

 

やってみたの人が書かれているこの内容についてはまったく異論はありません。

もちろん日本語で読んでる小説などとレベルを比べるとそりゃ見劣りします。
突っ込みどころが結構あったり、あまりにあっけない結末などまあそれなりということ。
ただストーリーがサスペンス・アドベンチャー・恋愛など多彩ですし、なにより表現が英作文や文法書、TOEICなどでは見られないように幅広い。

もちろん語彙制限してるので本来のネイティブの表現はもっと深いのでしょうが逆に「こんな簡単な語彙でここまで表現できるんだね」っていうのに感心します。基本単語の幅広さを感じます。

要は今までやってきた音読・瞬間英作文・発音・文法などと比べたらそりゃあ楽しい。別世界です。

オススメする本

正直言ってこれは人の好みなので好きなのを選べばいいと思います。

YLとは
簡単な英語の本をひたすら読めば英語ができるようになるというビジネスをしているSSSという団体がいまして、彼らが制定した英語の本の難易度のことです。
プレ多読の段階では、YLが本を選ぶ指標になるのは確かです。なお、数字が大きいほど難しくなります。

というやってみたの人の情報通りこちらのSSSという団体の推薦書から自分のレベルを探し好きそうなジャンルを選ぶのが一番でしょう。

人によって童話などが好きだったり子供向けのノンフィクションだったり学園恋愛ものなど本当にその人の好みのなのでここで私の好みで断定しても無意味ですよね。

 

参考までに私の好みのを上げておくと「Cambridge English Readers」というシリーズです。

やってみたの人のおすすめと同じなので多くの社会人におすすめできるのかもしれません。

Oxford Bookworms Series」という似たようなシリーズもありますが若干お高いし数が少ない。

あとOxfordは挿絵が付いてたりするので最初は便利かもしれません。でも読む前にネタバレ!的な絵もあったりする。

まあ上記2つシリーズの気に入った点。

  • 個人的に大人向けの小説風の物が一番興味を持って読めた。
  • 書き下ろしなので続きが気になり知らぬ間に読み進めている。
  • 価格も比較的安い上にKindleでも買えるので更に割引が多くお得。

ひとつ気をつけたいのがこちらのシリーズ、ケンブリッジやオックスフォードの名前から分かる通りイギリス英語で書かれたものが圧倒的に多いです。もちろんアメリカ英語のものもありますが。

favouriteっていきなり出てきてなんじゃこりゃと思ったらfavoriteのことだったみたいなことがたまーに起こる。
ただこれは少ないアメリカ英語本もなるべく挟むなどの気配りをすればそこまで気にする必要は感じません。
上記のはブラウザなどでよく使われるから知ってただけで他の表現は初学者はまったく気づかないかと。
発音などは基本単語でも大きく違うと言われますが読む分にはあんま関係ないかなと思います。

 

ただ繰り返しますがこれはあくまで私の好みなのでご自分の好きなのを選んでください

Kindleに配信されてないのが残念ですが「Penguin Readers」や「My Humorous Japanシリーズ」もあります。

次になにを読もうか選ぶのを含めてプレ多読は楽しめます。

YL(書籍の難易度について)

これについてはたしかにありがたい。

SSSで購入することはないでしょうけど書評システムとかで語彙数が調べられるのはすごくいい。

ただこの難易度についてはそこまであてに出来ないなというのが個人的な感想。例えばこちらの本。

 

The Amsterdam Connection Level 4 (Cambridge English Readers)
Sue Leather
Cambridge University Press
売り上げランキング: 34,081

 

ケンブリッジでもレベルが4になっておりYLでも4.5です。ただ私が読んだ中では一番簡単に感じました。

それに比べて以下の書籍はレベル3のYL3.5。

 

Eye of the Storm Level 3 (Cambridge English Readers)
Mandy Loader
Cambridge University Press
売り上げランキング: 42,637

 

Two Lives Level 3 (Cambridge English Readers)
Helen Naylor
Cambridge University Press
売り上げランキング: 15,086

 

にも関わらず私にはずっと下の2冊のほうが難しく感じました。

思うにこれはYLや各出版社のレベル分けが語彙・文法によってのみ行われているからだと思います。

英文の難しさというのは語彙や文法だけではなく表現や言い回しなどがどれほど難解かによります。

ですのでYLや各出版社のレベル分けが不正なわけではありません。

 

まだ数冊しか読んでないのに傾向を言うのもあれですが、私が思うに恋愛ものなど心理描写が多ければ多いほど難しい気がします。

たぶんサスペンスやアクションなどは語彙が少し上がろうがある程度文章の予測がつくからだと思います。

まあ襲われたら抵抗するし怪しい人見つけたら追いかけたりある程度予想がつく。

それに実際に起こっている事象や行動を描写してるわけですから表現が具体的です。

 

それに比べ心理描写は自分や主人公の気持ちなどを滔々と述べられても気持ちがどっちに向かってるかは予想しづらい。

しかも日本語だってそうですけど心理描写ってのは抽象的な表現が使われるし比喩などが多用されます。

そういう文章だと嬉しいのか悲しいのかそれとも他の感情なのか語彙は易しくとも判断がつきかねたりする。

 

まあアクションものだと思ったらいきなりひとり語り全開だったりしてこればっかは読んでみるまでわからないんですけど。

要はレベルの1ぐらいの差ではそれほど難易度に致命的な差は出ないということ。

ですので自分はいまレベル3だから…などとあまり神経質になることはないと思います。

私は3~4で気になったタイトルやレビューのものを気にせず落としてます。

なので読んでる途中でこの本のレベルなんだったっけ?とか忘れるほど。

プレ多読の効能

まだ始めたばかりで書くのもあれですけど一応効能についても。

SSSのHPなどを見ると多読は至高の英語学習方法みたいに思えてきます。

漱石の言葉など引き合いに出されると納得してしまうところもあるし文化人の中にも定型的な学校英語より好きな本を好きに読むほうがずっと勉強になるという声もよく聞きます。

これはある一面では真理でありある部分では間違っていると思います。

 

リスニング能力やスピーキング能力を多読で伸ばすのが難しいのは当たり前として。

ただそれ以外の文法や語彙なども別途ちゃんとそれ用の勉強をしたほうが効率がいいでしょう。

もちろんわからないながらも量を読んでると文法や語彙なども繰り返し目にしてだんだん身につくでしょう。

その結果10年後に英語がスラスラ読めるようになりたいという壮大な計画であれば止めはしません。

でも多くの方が長くてもその半分か3分の1ぐらいでTOEICのAクラスの点数を取りたいと思ってるはずです。

どう考えても集中的に文法・語彙をこなしたほうが効率がよい。

 

逆に大量の文章を読まなければならないから効率が悪いというのも言われますがちょっと違うと思う。

そりゃプレ多読だけやってりゃ効率は悪いでしょうが他の勉強と平行してやれば十分に効率的。

もちろん私みたいな始めたばっかりで目に見える速読などへの影響はありません。

ただ一点、目に見えて変化があった点があります

それは英語への抵抗が激減したこと。

 

私は基本的に日がな一日ネットを彷徨うお仕事をしてるのですがFAQだったり検索結果だったり開いてみたら英語ということが非常によくあります。

その時にはそっとブラウザのタブを閉じるかよっぽど知りたければ機械翻訳などを使っていました。

ただ多読を始めてからはなにか抵抗なくその英文を読んでいる自分が居ます。

読める読めないはもちろんその英文の難易度にも依るのですが、英語の勉強を始めてからもどうせ語彙も英文解釈もやってないしということでどうせ読めないと放り出してた英文を誰に言われたでもなくまず読み始めている自分がいる。

この変化には自分でも驚いています。間違いなく多読の効果だと思います。

読み方について

仕事が多忙だったのにもかかわらず、TOEICの結果を受けてまだ1ヶ月も経ってないのにも関わらず現在6冊目に突入しています。
「土日にまとめて」「1日何時間」などちゃんと時間を取ったりはせずにとりあえず空き時間があれば読むというスタイルです。
前回述べたように私はKindleで多読を行ってますのでいつでもどこでもその気になればiPhoneなどでも読めるからこういうスタイルが出来るのでしょう。
仕事の出先で待ち時間が発生してしまったとき、外食時のオーダー待ち、風呂に浸かりながら(Kindleをジップロックに入れて。自己責任です)、寝る前の数分間、週末お酒を飲みながら。

 

他はともかく最後のはどうかと思いますね。私もそう思う。
でも私にかぎらず晩酌が好きって人は居ると思います。
私は週末しかお酒を飲まないのですがそれでもやはり金曜などは仕事・勉強・晩酌の3つすべてをやろうと思うとかなりきつい。
毎日晩酌してる人はもっときついと思う。まあ飲まない人は知らねーよって話ですけど意外とこれって社会人の勉強意欲を下げるポイントの一つではないかと。
ま、その問題について解決策はないわけですが一応気休めの一つにはなります。プレ多読。
人によって飲み方や酔い方も違うので一概には言えませんが私はお酒飲んでも平気でプレ多読してます。

先週末はこの本を一晩で読み終えてしまいました。続きが気になる内容だったもので。

 

Skyjack!: 1000 Headwords (Oxford Bookworms Library, Thriller and Adventure; Stage 3)
Tim Vicary
Oxford Univ Pr (Sd)
売り上げランキング: 14,728

 

さすがにこの場合StudyPlusの勉強時間には計上してませんが。

でも酒飲んでる時ぐらい英語なんか忘れてリフレッシュしたいってのが非常にまともな考えですので推奨もしません。
ただ私の場合は別にリフレッシュの一環としても機能してるのでこんな形もあるよってとこですかね。

ちなみにこのブログも勉強を諦めた後の家飲みタイムにほとんど書かれています…。(だからだいたい週一なんだね

 

何の話だかわからなくなってきましたが要はとりあえず読み方について約束事はほとんどない。

なるべく辞書を引かずに前へ前へ読む。マップに書いてるこれぐらい。

とにかく楽しめればいいんじゃないってとこです。

今のところはこんな感じなのである程度量をこなして思いつくことあれば書きますね。

 

それでは。


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